『パビリオンサーフ』間屋口さんに聞く、海陽町でのサーフィンライフ
この文句なく美しい海。海外リゾートかと見紛う青々とした景色ですが、ここは徳島県南部にある海陽町です。この海に惹かれ、マリンレジャー目的の観光客が多く訪れています。さらには、海陽町の海が気に入りすぎて遠方から移住してくる人も多数。特にサーフィンを趣味としている人たちにとっては絶好の移住先となっています。
というわけで、今回はサーファー目線での海陽町の良さをお伝えすべく、上の写真に写っている間屋口さん夫婦にお話を伺ってきました!
今では海陽町で立派なサーフショップ『パビリオンサーフ』を営む間屋口さんですが、実は彼らも移住者です。出身は京都府舞鶴市で、そこではウィンドサーフィンをやっていたのだそう。
「京都ではウィンドサーフィンをやっていたので、最初はウィンドサーフィンのメッカと言われている静岡に移住したんですよ。それからさらにウィンドサーフィンにのめり込んでいって、次に移住したのはハワイのマウイ島。そこはウィンドサーフィンの世界大会が行われるほどの聖地で、しばらく暮らしていたのですが、娘が日本でプロサーファーを目指すということで帰国することになりました。そのとき、ハワイの超有名サーファーであるマイク・ウーさんに『日本でプロになるならここに行くといい』と勧められたのが海陽町だったんです」
「日本で一番波が良いのは海陽町だ」byマイク・ウー
マイク・ウーさんに「日本の中で波が一番良い」と紹介され、ハワイから海陽町に移住してきた間屋口さん。2000年に移住、2005年にはサーフショップ『パビリオンサーフ』をオープンし、今に至ります。過去何度も移住を繰り返してきた間屋口さんがこの地に定住したことこそが、サーファーにとっての海陽町の魅力度の高さを物語っています。
「実際に海陽町に来てみて、やっぱりすごく波は良かったですね。1年を通して波が安定しているので、季節を問わずサーフィンを楽しめます。あと、サーフィンスポットがバラエティに富んでいるんですよね。誰でも楽しめる初心者向けのサーフもあれば、波が複雑な上級者向けのサーフもあったり。少し場所を移動すればいろんな波を楽しめるのも海陽町の特長のひとつです」
また、地域住民はもちろん、サーファーたちもとても人が良いと間屋口さんは話します。
「みんな波の譲り合いをするし、優しいんですよね。移住者に対してもとても親切だと思いますし、サーファーじゃなくても地域の人たちはすごくあたたかくて。海陽町の宍喰では毎年、祇園祭りがあるんですけど、昔はそのお祭りのときに地域の人が初対面の他人を家にあげて料理を振る舞ったりしていたんですよ。移住した当時、私たちもびっくりしたんですけど、そういうのは海陽町民の人柄をよく表しているなぁと思います」
パビリオンサーフのロッジで海陽町移住体験!
今回お話を伺った間屋口さんのお店『パビリオンサーフ』には、ロッジが併設されていて、宿泊もできるようになっています。目の前には太平洋が広がっていますし、宿泊費は3300円~ととってもリーズナブル。サーフィン移住のお試しにはもってこいです。サーフィン移住を検討されている方は、まず一週間ほどこちらに滞在してみては?
PAVILION SURF & LODGE
徳島県海部郡海陽町宍喰浦字松原215-1
tel.0884-76-3277
http://www.pavilion-surf.com/